自社ブランド(Y.S.M PRODUCTS.)が出来るまで

こんにちは。

緊急事態宣言が出され、今まで普通だったことが色々制限されています。

当社ではみんなで話し合った結果、仕事を続ける方針になりました。

換気、打ち合わせはweb会議で行い、電車通勤だった人は社用車通勤を可能にし3密にはならない環境づくりを行いました。

さて、題名にもある自社ブランド(Y.S.M PRODUCTS.)ができるまでのことを書いてみたいと思います。

当社は創業当初、OEMで建築金物の製造をしている町工場でした。

リーマンショックが終わったことで建築金物の需要が減り、2009年頃から特注の照明器具などを多く作ることになっていきました。そのなかで導光板という均一に面発光させる技術と出会い、今までの建築金物で培った精密板金の技術と掛け合わせ、ただ単に言われたものを作るだけでなく、現場にどうやったら取り付けられるかなど、提案型のモノづくりへとシフトしていきました。

当社は最新鋭の設備がそろっているわけでもなければ、これだけならどの会社にも負けない!という飛びぬけた技術があるわけでもありません。

ただ、その人のイメージを設計・製作・組み立てと一貫して完成品まで作れるところ、すぐに出来ないを言わないチャレンジングな姿勢と柔軟な発想力、スピーディーに細かく対応ができるところは強みです。

この強みがうまくマッチしてJR九州クルーズトレイン「ななつ星in九州」などの車両の照明をはじめ、数多くの車両照明を製作させて頂きました。

このような特注の仕事をこなしていたときに、プロダクトデザイナーとの出会いで初めて一般向けの照明を製作しました。それが「HOOP」です。このときはデザイナーさんが海外の展示会に自分のデザインを披露するためのお手伝いだけで、一般販売するなど考えてもいませんでした。2012年頃です。

そこからは様々な特注の仕事や、幾人ものデザイナーさんがデザインした照明を形にすることを何度も繰り返していき、デザイナーさんは自分達がデザインしたものを世界中の方に披露し、感動や喜びを与えていることを身近で一緒に見てきました。

あるときに思ったことがありました。

町工場の私達にも同じことが出来ないかな?って。

デザイナーさんに協力を仰いで、私達が作った私達の名前が入った商品で、使う人が喜んだり感動してくれたら素敵だな。そんな仕事ってとても面白いだろうな。財務面でも特注だけだと売り上げの乱高下が激しいから、自社商品を作って売れるサイクルができることで、波が安定するかもしれない。なんて考えました。

そして2016年今まで特注だけだったため、販路がなかった私達はデザイナーさんに協力してもらって、はじめて自社商品(上記のHOOP)をクラウドファウンディングにかけることにしました。

https://www.makuake.com/project/hoop/

結果は1日で達成し大きな反響を得ました。

私達が作ったもので喜んでもらえることができるんだと、社内みんなで感動するとともに、自社商品事業を立ち上げようと決心しました。

その後2017年に、他のデザイナーとNIGHT BOOKとLIGHT SHELFを開発し商品が3つになったところで、Y.S.M PRODUCTS.とブランド名をつけて現在展開しています。

自社ブランド事業を始めたことで、会社の存在意義がとても明確になりました。

それは経営理念にもある、「YSMは想いを形にし関わる人の未来を照らし続ける」ということ。

私達が作った照明を使ってもらうことで、いつもよりちょっと家族の笑顔や会話が増えたり、いつもよりちょっとご飯やお酒が美味しく感じたり、いつもよりちょっとリラックスタイムに安らげたり、日常生活を少し豊かに感じてもらうことに寄与出来たらとても嬉しいです。

次回はなんで海外展開?!について書いてみようと思います。

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